2022年12月24日土曜日

田んぼ馬場ゲート修理

お二人さんがかじってボロボロになってしまったゲートを修理しました。
ボロボロとはこのような状態のことです。



15cm角くらいの材木を使用していますが、かじられてそこから劣化して
少しでも触れば木片が落ちるような状態になってしまいました。
そこで一念発起、不器用な私ですが材木を刻んで交換することにしました。


採寸してのこぎりで切り目を入れてノミで刻みました。
刻みだけで何日か費やし、きれいには削れませんでしたが、なんとか
現物合わせで付け替えることができました。


苦労しただけにうれしいですが、いわゆるDIYとかでこういうことが
普通にできる人がうらやましいです。


お二人さんはそんな苦労も知らず、人の顔を見ると何かもらえると思って
そわわそしています。


2022年12月4日日曜日

マキの木剪定

 今日は良い天気で生垣などの剪定に勤しみました。全体で半日×4程度の量で
技がなくて美しくはできませんが、伸びているところを揃えることはできました。


お二人さんは雑草も少なくなってきて、おやつには藁をあげるのですが
青い草と比べればおいしくないらしく、柵の中でつまらなそうに
していることが多くなりました。


小屋の中で一日過ごすよりは広いところで気晴らしになるとは思いますが。

2022年11月19日土曜日

たくさんのお客様

 今日は陽気が良いせいかたくさんのお客様がお二人さんに会いに来てくれました。


午前中にいつもくず野菜を持ってきてくれる方のお孫さんがお父さんと一緒に
いらっしゃいました。まだ言葉は発せないちびちゃんですが、馬を怖がらず
にこにこの上機嫌でした。


そして午後になって1年ぶりくらいでしょうか以前この地区の駐在さんだった
方のお子様がお母さんと一緒にいらっしゃいました。この子は赤ちゃんの
頃からお二人さんと接していて、お二人さんとの再会を楽しんでいました。
"まい"が水を飲むところを見て、犬の水を飲む仕草との違いがわかり
おもしろかったと言っていました。小さい子供の観察力、たいしたものです。

ちょうどこの時、瓦職人の奥様(推定80代後半)がいらっしゃって、
馬と接する子供の写真を撮っていきました。うちでプリントアウトして
もってきてくださるとのこと。以前もとてもきれいな写真を撮ってもらった
ことがあり、本当にスーパーおばあちゃんです。

最後に夕方には大根の葉っぱをいただきました。


「午前中にお孫さんがいらっしゃいましたよ」と話したところ、
「大きくなったでしょう」と相好くずしていらっしゃいました。

お二人さんは皆さんに愛され幸せ者です。

2022年11月13日日曜日

クヌギの移植

 昨日は一日中暑いくらいの気温で、2ヶ月に一度の馬糞移動を行いました。
全体の1/3くらいはローダーでの移動ですが、完熟のものを黄色い
コンテナに入れたり、それを積み上げたり、残りの2/3は手作業なので、
たかだが半日仕事ですが、そこそこ疲れました。

今日は晴れたり曇ったり雨が降ったりのなか風の強い日でしたが、
田んぼ馬場から遠くに植えておいたクヌギが大きくなってきたので、
馬場柵の近くに移植しました。木の移植では一度失敗して枯れてしまった
ことがあるので、今回もどうかわかりませんが、大きくなってくれると
暑い時期の日よけにになると思います。




お二人さんはよく食べよく寝て元気にしています。

2022年11月6日日曜日

イノシシ被害

 以前からイノシシ、アライグマなどが畑を荒らしたり、車にぶつかったり
ということは頻繁にありましたが、先週あたりからこの辺りにも
接近してきて、ついに馬小屋の真裏まで来てしまいました。


左側の青いトタンが小屋で、裏側は斜面になっていますが、その一番下の
あたりを小屋の長さの全体にわたって激しく掘り返されました。
イノシシの目的はミミズです。
発見後は修復したのですが(ここは雨水の道で、ふさがっていると小屋の
洪水の原因になる)、その際もミミズが発見されました。

先週は田んぼ馬場に降りる道も掘り返されました。


近所の人の話では人の手のひらほどの大きさの足跡もあるとのことで
牛のような大きなイノシシもいるようです。くくり罠なども設置して
1ヶ月に20頭くらい捕まえているとのことですが氷山の一角というか
どんどん増えているようです。

お二人さんも夜の間に間近まで接近されて怖かったと思います。
何か画期的な対策があれば良いのですが、今のところお手上げです。








2022年10月23日日曜日

たくさんいただきました

 先週の日曜日は交通安全係の出動日でイベントの交通整理を命じられ
朝から3時頃まで交差点で立たされ坊主でした。そして今日は部落の
草刈りで午前中は刈り払い機をうならせて、巻き付く草と格闘しました。
田舎から人がいなくなっていく理由がわかるような気がします。

そんな田舎でもありがたいこともあります。
昨日と今日、近所の人からたくさんの枝豆をいただきました。


写真は一人の方からいただいた分の一部です。
お二人からいただいたので、全部ではこれの倍くらいです。
枝からもぎ取るだけでも大変ですが、少しずつ茹でていただこうと思います。

お二人さんは元気にしています。
ここ何日か秋晴れが続いたので、田んぼ馬場でゆっくりできました。




2022年10月9日日曜日

良くなりました

 跛行していた"けい"ですが、獣医さんと相談のうえ、患部と思われる部分を
削蹄し、歩様はいつも通りに戻りました。


"けい"の肢に加えて雨が続いていたこともあり、しばらく下に降して
草を食べさせることができませんでしたが、昨日久しぶりに良い天気で
存分に食べさせることができ、お二人さんも満足気でした。

"けい"の右後肢はまだ完全ではありませんが、痛みがなくなったことが
前進で、明日はプロに方に削蹄をしてもらい今後を相談します。

2022年10月1日土曜日

不覚にも

 "けい"を跛行させて(びっこをひかせて)しまいました。
来週の10日で"まい"を飼い始めて13年、これまでお二人さんとも
大きな病気もなく過ごしてきましたが、今週月曜日から"けい"の歩様が
少しおかしくなり、金曜日になり大きくびっこをひくようになったので、
初めて獣医さんに相談することになりました。

症状を説明し、この辺りが怪しいと思うというようなことをこちらから話し、
それに基づいて対策をしたのですが、それらは原因ではなく、今朝になり
ついにほぼ確定の原因が判明しました。


左下の黒い矢印の辺りの蹄底が柔らかくなっていることがわかり、
付近から水のようなものが出ているのがわかりました。何か鋭いものを
踏んでしまったか、何らかの原因で蹄底の上部が化膿のような状態になり
痛んでいたようです。

対処はその部分の蹄底を削り、水様物の出所を見つけ、そこをヨードチンキで
消毒しました。何時間か後に見たところ、ほんの少しですが改善されて
いたので、なんとかこのまま良くなるといいのですが。

このようなことが無いように毎日手入れの時に観察しているのですが
結果的には甘かったと言わざるを得ません。
悔しいですが反省して、今後の再発を防ぐことができるように考えます。

2022年9月19日月曜日

マイナンバーカード

 三連休は初日の好天を活かして馬糞堆肥の移動、藁回収の残りをこなして、
昨日と今日は豪雨と曇りを繰り返すような天気のなか、外での作業はできず
家の中のことを片付ける時間になりました。


どろどろの中で寝転がり立ち上がる"けい"。


どんな時にも草を追い求める"まい"。

家の中の片付けの一環でマイナンバーカードの申請をしました。
マイナンバーについては管理されている不快感があって抵抗が
あったのですが、結局どう抗ってもこのシステムに組み込まれてしまう
のだとあきらめて、それだったらもしかしたら少しでも便利になるのかな
と思い直し申請しました。

それはそれとして、申請する時に自分の顔写真を送信するのですが
その写真の顔があまりにも年寄りのおじいさんのようでショックでした。
普段は歳は取るものでそれなりになっていくのが良く、変に若く見える方が
違和感があっておかしいと思っているのですが、それにしても人相の悪い
顔を見ると、若く見られたいという人の気持ちが少しだけわかりました。
と言っても何か対策するわけでもありませんが...

2022年9月11日日曜日

今年の藁

 稲刈りの手伝いを8月の27日、31日の2日間して、藁の収集は3日からと
思っていましたが、1日に大雨が降り、3日に田んぼに行った時は
水没している藁が多く、

比較的乾いている藁だけを救出するようにしました。

それでも3日と4日は良く晴れて4日午後にはある程度集めることが
できました。

そして今週は雨が時折降りましたが少量で意外と乾き、今日収集する
ことができました。

大雨に打たれているので食味は悪くなっているかもしれませんが、
なんとか例年の7割程度は収集できました。



お二人さんのために頑張って収集していますが、本人たちは何もわかって
いないようで、気の向くまま元気に暮らしています。

2022年8月28日日曜日

稲刈り手伝い

 昨日は毎年恒例となってきた稲刈りの手伝いをしました。
こちらの田んぼは一昨日から稲刈り開始で、この地域の他の田んぼよりは
一週間くらい遅い開始となりました。

早朝3時頃には雷が轟き大雨が降りました。そのため下が緩くコンバインが
入れなかったのですが、その後の日照りで乾いてきたので11時頃開始と
なりました。


私の役目はコンバインで脱穀までされた籾を乾燥機まで運び、入れること。
そしてそれ以外の時間は水が引かずコンバインで刈れない部分を鎌で
手刈りすること。


この刈り取りが大変。稲刈りのというより田植えの田んぼという感じで
足が泥沼にはまり抜けなくなりそうになりながら刈りました。


長靴だと深くはまったときに足だけ抜けて長靴が引き抜けなくなるので
地下足袋に似たような靴で入りました。したがって当然浸水して足は
常時濡れているような状態でした。

11時から夕方なので半日超の時間でしたが、暑い中なのでさすがに疲れました。


2022年8月13日土曜日

台風への準備

 この辺りでは今日の夕方から真夜中にかけて台風が近づく予報で、午前中は
その準備を進めました。


雨水が流れるように母屋裏の雨どいに溜まった枯れ葉などを取り払い、


雨水が流れるように田んぼ馬場脇の溝の草刈りをして、


雨水が流れるように馬場内から溝への道をさらったり(黄色いかごは
ウッドチップが全部流れてしまわないように網の代用として)


強風で壊れないようにあらかじめゲートを開けて柵に縛り付けたりしました。



お二人さんはそれぞれの小屋で嵐をしのぎます。
大過無く通り過ぎてくれるといいのですが。

2022年7月24日日曜日

アブ対策グッズ

 先日の投稿で書いたアブ対策グッズですが、アブが増えてきた今日
試しに使ってみました。


写真真ん中あたり、"けい"の肩にとまっているオニヤンマ。アブの天敵。
もちろん模型です。これを見てアブが寄ってこないという触れ込みですが
はたして効果は?

しばらく付けたままで様子を見ました。効果があるようなないような。
確かにオニヤンマの周りには寄ってきませんでしたが、お腹の下には
来ていましたし、もう少し使ってみないとわからないという感想です。
今度お腹の下にぶら下げるようにつけてみようと思います。


午前中は山側の草刈りで一緒に刈った細い竹を入れてあげました。
いつものように食べにくそうに少しずつ食べていました。
この食べ方が馬のお腹には良いと思いますが、こんな形状の餌ばかりだと
かさが増えてとても対応できません。

2022年7月18日月曜日

"まい"という名前

 今日は連日続いた雨も通り過ぎたようで、日差しの出る暑い一日でした。
いつもどおり遅れがちになっていた草刈りをしました。草刈りをする時は
長い時間ひたすら刈り続けてエンジンもうるさいのでイヤホンでFMを
聞きながら作業をしています。
 
今日は祝日でHoliday specialということでハワイを紹介する番組が放送されて
いました。その中で “アロハ”には挨拶以外の愛情や共感、尊敬などたくさんの
意味があるという説明があり、"アロハマイ"と言うとマイには歓迎するという
ような意味があるとのことでした。

"まい"の名前は、こちらに来る前の牧場で舞姫と呼ばれていたのが由来です。
それを継いだだけで特に意味はなかったのですが、後付けで5月生まれなので
Mayが"まい"と読めるだとか、今日の歓迎する意味があるのを知り、いろいろ
意味があっておもしろいなと思いました。

というわけで刈った草をお二人さんにあげて満足そうに食べていました。




2022年6月26日日曜日

暑い一日

 今日も日差しがきつく真夏のようで、風があったのでなんとかしのげましたが
お二人さんもさすがに午後は田んぼ馬場にいられず、昼頃乗ったついでに
そのまま上の小屋まで戻りました。


今のところアブがほとんどいないのでまだましですが、これからかならず
出てくるので、馬にとっては嫌な季節になります。

先日アブ対策のグッズをいただきましたので、多くなってきたら試してみる
予定です。効果があるかどうか、期待しまてます。詳細は後日。

2022年6月12日日曜日

馬の力

 今日は午前中、晴れ間も見える暑い陽気で、放ったらかしになっていた
ジャガイモを収穫して(手抜きで写真を撮るような出来栄えではなかった)、
裏山の草刈りをしました。


下の茶色っぽいところが先週刈ったところで、その次の薄い緑色が
今日刈ったところ、そして上の濃い緑がまだ刈っていないところと
グラデーションになりました。

ところで先日、女房が家の中にいた時、田んぼ馬場のほうから大きな破壊音が
聞こえたそうです。その音の元はこれ。


この横木、厚み2cmくらいの間柱用の材木ですが、なんと曲がってひびが
入るという程度ではなく、ポキッと折られてしまいました(上の横木は
緊急仮補修)。何と言う怪力、草への執念。ちなみにお二人さんの
どちらがやったかは不明です。ちゃんと餌はあげてるんですけどね。

2022年6月5日日曜日

楽しかった

 昨日はフリースクールの子供たちに馬に乗ってもらうという企画で総勢
10名ほどの方々がいらっしゃいました。この企画は昨年12月に続いて
2回目でした。


馬装をする前にブラシで手入れをしてもらったり


馬糞を取ってもらったりと乗る以外にも体験してもらいました。



最後はいつものようにおやつタイム。
子供たちに感想を聞くと、みんな「楽しかった」と言ってくれて
お二人さんがお役に立てて良かったなと思いました。

2022年5月15日日曜日

同じような事ばかり

 このブログ、同じような事ばかり書いているのですが、やはりこのところの
雨の多さには言及せざるを得ないといった感じです。金曜日から土曜日に
かけての雨は非常に激しく、小屋の一部は山からの水に耐えられず洪水に。
今日の午後になって、やっと水の流れが収まり、乾き始めました。


そんな中、お二人さんは小屋で雨のやむのをひたすら待ち、今日は下に降りて
雑草を食べ、田んぼ馬場に放すと満足したように雨水のはけていない馬場でも
伏せて眠りました(この後二人とも足を投げ出して寝ていました)。
晴れてはいませんでしたが穏やかな日で安心して伏せることができたのだと
思います。

2022年4月30日土曜日

馬を飼いたい

 今日は久しぶりに、このブログを見て馬飼いについて話を聞きたいという
お客様がいらっしゃいました。学生時代に馬術部に所属していらして、
今も乗馬クラブに通っておられるそうで、我々よりも馬については詳しい
のかもしれませんが、やはり実際に馬を飼うとなると、そのような知識とは
違うところでのノウハウがあり参考にしていただけるような話ができたの
かなと思います。


その中でも話したのですが、馬小屋と言えば比較的狭い部屋で
閉じ込めらえれているイメージがあるようですが、ここでは出入りが自由で
この写真のように小屋の外で気兼ねなく手足を投げ出して寝ることができる
ということに驚かれていました。


いろいろな飼い方があると思いますし、どれが正解かというようなこと
ではなく、馬たちが気持ちよく過ごせているかということを日々注意深く
見ていることが需要なのかなと思います。



2022年4月24日日曜日

なかなか抜けない

 "まい"の今シーズンの冬毛は多かったということを以前書きましたが、
夏日もちらほらというこの時期になっても一部の冬毛はいまだに抜けません。


抜けないのは顎から首の下、お腹の部分ですが、顎は髭のように
お腹は赤ちゃんでもいるかのように膨らんで見えます。

"けい"もまだ抜けきってはいませんが元々毛の質が"まい"とは違い
短めなので、ある程度抜けてしまえば目立たなくなります。

二人とも暑くならないうちに抜ければいいなと思います。