2023年10月29日日曜日

朝寝

 お二人さんにとって、やっと良い季節が到来しました。
朝晩は肌寒いけれど心地よく、日中は暖かい。憎っくきアブも居なくなり、
まだ草も生えています。真夏は美味しい草はいっぱいでもアブがいますし、
冬はアブはいないけれど草は枯れています。
 最近は朝御飯の後は満足して、田んぼ馬場でのんびり寝ていることが
多くなりました。道行く人も(といっても殆どいませんが)目を細めて
お二人さんを見て通り過ぎます。






2023年10月15日日曜日

和種の馬

 昨日はお客様が5名程、お二人さんに会いにいらっしゃいました。
定期的にいらっしゃる方、初めていらした方、久しぶりにいらした方
と様々です。皆さん小一時間かかる所から早朝5時には到着する
のですから、かなりの熱量を感じます。中には前夜から馬に会えると
興奮して眠れなかった方もいらっしゃいました。

 掃除や水替えの作業の後、田んぼ馬場で乗馬をしました。
馬は人をワクワクさせたり、落ち着いた優しい気持ちにしてくれたり、
いろいろな魅力がありますが、お二人さんの魅力は何と言っても
「和種」である事だと思います("けい"は100%北海道和種、"まい"は
ハフリンガーと北海道和種のハーフ)。
 大き過ぎないところ、丸っぽい体型、丈夫で穏やかな性格が親しみを
感じさせるのでしょう。
 昔は和種の馬達は人間の手となり足となり、農作業を手伝ってくれたり、
重い荷物を運んでくれたり、家族のように身近にいました。お二人さんを
通してあらためて和種の馬に思いを寄せてくれれば幸いです。




2023年10月9日月曜日

動物は強い

 めっきりと秋らしくなりました。
朝晩は肌寒いこともあり、長袖を着たり暖かい掛け布団を
引っ張り出したりするようになりました。

 人間は春夏秋冬、やる事が多いです。
こんな時、お二人さんは自分の身一つで対処して
偉いなとつくづく思います。35℃超の暑さから、
氷の張る真冬まで見事に対応しています。
ダーウィンが「強いもの、賢いものが生き残るのではなく、
環境の変化に対応できたものが生き残る」
と言っていたのを思い出しました。




2023年10月1日日曜日

声が大きい

 ここのところ町役場から派遣された測量調査の方々が周りの家々を巡って
土地の境界線の測量をしています。田舎の広大な敷地を巡っているので、
仲間を呼ぶ声もひときわ大きいです。
 また住んでいる人もその方々と時々話していますが、何を話しているか
分かるほど大きいです。
 田舎に住んでいると声が大きくなります。自分を省みると、やはり同じく
大きな声でお二人さんを呼んだり叱ったりして近所に丸聞こえです。
でも、そんな大らかな気持ちになる田舎は悪くないなと思います。