2023年7月30日日曜日

朝一番

 「あさいちばんはやいのは」という童謡があります。
1番はパン屋のおじさん、2番は豆腐屋のおじさん、
3番は牛乳配達の人、4番は新聞配達の人です。
 パン屋のおじさんが何時に起きるのか、定かではありませんが、
今朝うちもいつもより更に早起きをして、貯めてあった馬糞堆肥を
コンテナに詰め、堆肥の移動をしました。
 汗をかく作業を、真夏の日が照りつける前の涼しいうちに
片付けようと思ったからです。
 お二人さんも早朝は下に降りて、草を食べたり、田んぼ馬場で
くつろぎますが、最近は朝も早めに切り上げて、上の小屋で
涼むことにしています。





2023年7月23日日曜日

痛み

 今朝もお客様が来られて乗馬をしました。
お二人さんは気分良さそうに指示に従っていました。
それというのも今日は湿気が少なかったからでしょうか、
身体にまとわりつく虫が少なかったからです。



チクチク刺す虫の痛み。煩わしさ。
人でも動物でも痛みは不快で嫌なことです。
今朝の新聞に「痛み」に関する記事がありました。
痛みは生物にとって命を守る大事なセンサーです。
実際に身体に生じている痛みの他に、痛くなくても“心理的”に
“脳の誤作動”で起きる痛みがあるようです。タコの実験報告で
身体を傷つける有害な薬品を注射されると、その後タコは注射を
受けた部屋を避けるように動いたということです。
病は気からとも言いますが、なんと奥深い動物の感覚!
お二人さんの感覚にも出来る限り寄り添いたいなと思いました。

2023年7月16日日曜日

とれたて野菜

 お隣さんが(お隣と言ってもそれぞれ100m
近く離れていますが)、「堆肥で野菜ができたよ〜」と
色とりどりの美味しそうな野菜を持ってきて下さいました。
なんだか、藁しべ長者になった気分です。
お二人さんを通して親切にして頂いていることに
有り難さを感じる瞬間です。




2023年7月9日日曜日

いつも腹ペコ

 昨日は早朝5時からお客様が3人いらっしゃいました。
そのうちのお二人の方は馬を間近で見るのはほぼ初めての事。
朝の掃除や水替えを手伝って下さいました。
その後、下の田んぼ馬場で初めての乗馬体験をしました。
お二人共、ニコニコ顔で乗っていました。


 乗っている時「馬は何を考えているのでしょうね〜」と
尋ねられたので、「いつも食べることだと思いますよ」と
答えると笑っておられました。
“まい"と"けい”に言葉で聞くことはできませんが、その答えで
ほぼ合っていると思います。
 前日の夕方に馬場内にほんの少し刈った草を投げてあったのですが、
まいは今朝、遠くからすぐに目ざとく見つけていました。
 朝たべたら、お昼はまだかな?、お昼を食べたらおやつはいつかな?
お腹いっぱい食べたいな〜。こんな感じでしょうか。

2023年7月2日日曜日

かいーの

 小屋の水桶の水を替えていると、“まい”は時々背中やお尻を軽く
口でツンツンしてきます。これは“自分の背中やお尻が痒いので、
掻いてよ”という意思表示。
 手で“まい”の背中を掻いてあげると、“まい”もお返しに背中を
歯で噛んで掻いてくれます(こちらはあまり痒くはないのだけれど)。
 本来これは馬どおしのコミニュケーションです。"まい"と"けい"は
時々互いの痒いところを歯で掻き合っています。
 ただ"まい"は私達にもこのような仕草をします。"まい"は小さな
時から私達に一頭で飼われている時間が長かったので、私達を
(人間ではあるけれど)仲間と思っているのかもしれません。
 ちなみに“けい”はこのような仕草を私達には一切しません。
数頭の馬たちと暮らしてきた“けい”は、私達を完全に人間と
思っています。まいとけいの違いが感じられて興味深いです。